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2021/10/11

運送業で独立しよう!おすすめは軽貨物運送業でのスタート

ECサイトでの買い物が一般家庭にますます浸透し、需要が高まり続けている運送業。運送業で開業しよう考える人も、中には多いのではないでしょうか。運送業で独立するなら、軽貨物運送業からのスタートがおすすめです。

 

この記事では、運送業の種類や独立の方法と費用、なぜ軽貨物運送業から始めると良いのかまでを解説します。

 

1.運送業の種類とは?貨物自動車運送事業の内容を解説

まずは基本的な運送業の種類についてを確認していきます。運送業は法律上、どのように分けられているのでしょうか?また、運送業を始めるにはどんな許可が必要なのでしょうか?

 

運送業は下記の3つに大別されます。

 

貨物自動車運送事業

・貨物利用運送事業

・旅客自動車運送事業

 

このうち、今回は「貨物自動車運送事業」について詳しく見ていきますが、さらに「一般」「特定」「軽貨物」と種類が3つに分かれます。区別がつきにくいかもしれませんが、使える車両や運べる荷物の内容が異なるので違いを知っておくことは大切。一つひとつ確認していきましょう。

 

一般貨物自動車運送事業

荷主の依頼で荷物を運送し、報酬としてその運賃を受け取る事業のこと。いわゆる緑ナンバーの車両を使った運送がこれにあたります。

 

この運送事業で使用可能な車両は、三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車を除く自動車となります。

 

まずこの「一般」で開業する場合は車両5台以上、ドライバー5名以上、運行管理資格者1名以上、整備管理者1名以上が必要となります。さらに拠点となる営業所、駐車場、休憩室を用意する必要があるのです。開業にあたっては地方運輸支局への申請、審査があります。

 

このように、始めるまでにある程度の時間と人員、場所の確保が必要となり、開業の難易度は高めといえます。

 

特定貨物自動車運送事業

事業用の車両を用いて、単一特定の1社のみと取引する業態のことを「特定貨物自動車運送事業」(特定)といいます。荷主で内製していた運送を代行する形となり、事業を始めるには国土交通大臣または地方運輸局長の許可が必要です。

 

特定は、大手メーカーや商社の系列会社(子会社)とイメージするとわかりやすいのではないでしょうか?実際に位置づけはそうであることがほとんどです。

 

貨物軽自動車運送事業

よくいわれる「軽貨物運送」のことで、黒ナンバーの車両がこれにあたります。車両から説明すると、三輪以上の軽自動車及び二輪の自動車(125cc以上)に限り使用可能となります。この車両に掲載できる荷物で事業を運用していくことになるので、重い荷物は大量輸送には不向きといえるでしょう。

 

開業は地方運輸支局に届出します。受理されれば1〜2日で開業が可能なので、個人事業主が車両1台からスタートすることもできます。

 

貨物自動車運送事業の3種類がわかったところで、独立する方法について見ていきましょう。本記事では、「一般」および「軽貨物」の独立方法にフォーカスして記載していきます。

 

2.運送業で独立する方法は主に3種類

いざ運送業で独立しようと思った場合には、個人事業主、法人化、フランチャイズの3つの方法が考えられます。ここではそれぞれのメリットやデメリットを確認してみましょう。

 

個人事業主のメリット・デメリット

個人事業主として独立する大きなメリットは、自分の働き方がある程度自分でコントロールできるところです。もちろん請け負った仕事の契約内容にもよりますが、会社に所属するのと違い、始業時間や稼働時間、休日の取り方に至るまで自分のペースで働きやすくなります。また、個人事業主は開業がスムーズでコストもかからないので、その点もメリットといえるでしょう。

 

一方でデメリットには、収入が不安定になりやすい点が挙げられます。収入に関してはメリットとも連動するのですが、自分のペースで仕事をしやすい分、自分が病気やケガで働けなくなったときに収入が途絶えてしまうという側面があるのです。

 

法人化のメリット・デメリット

運送業を法人化するメリットは豊富です。

 

・社会的信用が得やすくなる

・給与所得控除ができるため節税対策面で有利

・個人事業主よりも仕事がもらえやすくなる

・銀行からの融資が受けやすくなる

・軽貨物車両がリースできる(法人にしか貸し出ししていないことが多い)

 

逆に法人化のデメリットは、初期投資や設立費用がかかることなどが挙げられます。法人化については以前特集した記事がありますので、そちらもぜひ参考にしてください。

 

参考:軽貨物運送業なら法人化した方がいい?メリットやデメリット、法人化の方法について解説

 

フランチャイズのメリット・デメリット

物流フランチャイズに加盟するというのも、独立のひとつの方法です。メリットは、開業の初期費用が抑えられることをはじめ、フランチャイズ元の研修制度を受けられること、ノウハウを身につけることなどが挙げられます。加盟先によっては駐車場代を負担してくれる会社もあり、よく選べば運営資金を節約することができますよ。

 

一方でフランチャイズのデメリットは、仲介料としてロイヤリティが発生することや、本部のルールに従わなくてはいけないことなどが挙げられます。しかし、たとえばロイヤリティに関してはほかの場面で個人・法人化よりも運営費用を抑えられるメリットが大きいので、必要経費として納得できるものではあるでしょう。

 

3.どれくらい必要?独立にかかる費用が知りたい

独立しようとしたとき、気になるのはその費用ではないでしょうか。必要な出費とはいえ、できるだけ開業の初期費用は抑えたいですよね。ここでは独立にかかる費用について、一般と軽貨物についてそれぞれ解説します。

 

一般貨物の独立費用

前述のように、一般貨物の開業には車両が最低でも5台分必要となります。また営業所や駐車場といった設備費も必要となるため、約700〜1,700万円ほどの費用が必要といわれています。さらに人件費も必要な費用なので、運営資金を含めるともっと高額になります。

 

費用を抑える方法としては、車両を全て大型トラックで揃えるのではなく、小型のバンなどを含ませることなどでしょうか。節約するには物件取得にも工夫が必要です。

 

・車両費

・物件取得費

・保険料

・備品代など

 

軽貨物の独立費用

軽貨物運送業の開業資金の内訳はほとんど軽車両の購入費用で、計50〜250万円ほど。ですが自分の車で事業を始めようとする人であればこの料金はかからないので、もっと安い費用で開業することができます。一般的にかかる各内訳は次のとおりです。

 

・軽車両費

・保険料

・備品代など

 

4.運送業で独立するなら軽貨物運送業がおすすめ

一般貨物と軽貨物で比較してきましたが、軽貨物運送の場合は特に開業までの手続きが非常にスムーズなのですぐに業務を始めやすく、開業のハードルがぐっと下がることがわかったのではないでしょうか。

 

さらに、費用面からも一般貨物と軽貨物の比較では100〜200万円近くの大きな差があることがわかりましたね。以上のことから、独立して運送業を始めるなら軽貨物運送業がおすすめです!

 

また、軽貨物運送業でも車両のレンタルやリースのサービスを利用することでさらに初期費用を抑えることができますよ。

 

5.軽貨物運送業を始めるならTrasaburou(トラサブロウ)

運送業で独立するために知っておきたい運送業の種類や、独立に関する情報をお伝えしました。運送業を新たに開業するには「一般貨物」か「軽貨物」のどちらかで考えられることが多いと思いますが、費用面からも、まずは軽貨物運送業で独立するのがおすすめです。

 

弊社Trasaburou(トラサブロウ)で軽貨物車両のレンタルを利用いただければ、独立のコストをさらに抑えることができます(法人向けサービスとなります)。

 

・車両のレンタル、リース

トラサブロウを利用する一番のメリットは軽貨物車両のレンタル・リースです。通常はレンタル期間に縛りがありますが、トラサブロウでは期間がないのが最大の強みです。違約金もありません。

 

・各種保険に加入

任意保険や貨物共済への加入もあるので、サービスを利用するだけでそれら保険の各種管理も任せることができます。

 

・車両管理がお任せ

修理やメンテナンスもお任せいただけます。

 

また、独立・開業についてのノウハウのご提供やサポートも行っており、お仕事の紹介もできるので、スムーズに事業開始にシフトすることが可能ですよ。これらは全て法人向けのサービスにはなりますが、保険については個人事業主様にもご利用いただけます。

 

詳しくはこちら:車種・料金

 

法人化の際はぜひトラサブロウにご相談ください!

お問い合わせ:株式会社Trasaburou  TEL 04-7114-2806(月~金:9:00~17:00)