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2022/04/01

軽貨物ドライバーの収入はどれくらい?稼ぐための方法とは

軽貨物ドライバーの仕事とは

軽貨物ドライバーが運転する車は、軽トラックや軽バンなどの軽自動車です。そのため、普通自動車免許さえあれば軽貨物運送のドライバーになることができます。
軽貨物運転手の仕事は、比較的走行距離が短く、配達エリアもある程度限定されます。配達する荷物は小型のものがほとんどで、食料品、ウォーターサーバーのお水、文房具から衣料品まで幅広く、配達先は企業(会社、営業所、店舗など)と一般家庭に区分できます。

企業向けの配達は同一ルートを担当することがほとんどで、受取人不在がないためスムーズな配達が可能です。また、土日祝日がお休みの場合が多いです。企業からのお仕事は「定期便」と「不定期便」があります。定期便は企業が配達をアウトソーシングしているものが多く、安定した収入を期待することができます。他方、不定期便は「赤帽」のようなスポット受注専門で、一件当たりの委託料は相対的に高くなることが特徴です。一般家庭向けの配達は、不特定多数の家庭に荷物を届けます。受取人不在となるケースも多く、再配達を要することもあることには留意しましょう。

軽貨物ドライバーの主要な仕事の1つは宅配便からの業務委託案件です。他には、企業のカタログ配送や介護給食配送などをメインに担当しているドライバーもいます。コロナ禍の影響から、ネットスーパーの需要も高くなっており、お米・野菜・生鮮食品を配達しています。業務委託で仕事を受注する場合には、軽車両を自分で用意する必要があります。営業用の軽自動車に使われるナンバープレート(黒ナンバー)の取得が必須となりますので、必要な書類を運輸支局に提出します。運送会社によっては、仕事用の車両の無料貸出やリースを行っている場合もあり、必ずしも車両の購入は必要ではありません。

軽貨物ドライバーの開業は個人事業主?それとも法人設立?

軽貨物ドライバーのみならず、何かを起業する際には、会社(株式会社や合同会社)を設立して「法人」として開業する方法と、個人事業主(フリーランス)として開業する方法があります。ここでは、法人化するメリットについて触れておきます。

社会的信用力

法人設立には登記が必要ですので、第三者は謄本から会社の基本情報を調べることができます(与信調査)。こうした観点から「個人事業主とは取引をしない」とする会社も存在するのです。端的に、個人事業主と比較して法人は社会的信用力が高くなります。

経済的メリット

法人であれば、給与所得控除が可能です。また、赤字決算の場合、欠損金の繰り越し年数が長いなど節税対策面で有利と言えるでしょう。更には、個人事業主と比較した場合、金融機関からの融資を受けやすくなります。車両のリースを考えている方は、法人にしか貸出していない場合もありますので留意しましょう。軽貨物車両を購入しなくても、法人であればリースを活用して、メンテナンスに伴うコストも軽減することが可能です(詳細は後述)。

軽貨物ドライバーはどのくらい稼げるのか

軽貨物ドライバーの平均的な年収と必要経費

軽貨物ドライバーの平均年収は400万円前後と言われています。
たとえば、宅配の仕事では荷物の配送単価の相場は120円~150円です。配達単価150円の荷物を1日200個配達した場合、1日の総売上は@150円×200個=30,000円です。業務委託料は約20%の手数料が課されますので、純売上は30,000円×80%=24,000となります。1年間の「平日」は、約245日なので@24,000×245=5,880,000円となり、年間の純売上は約600万円弱となります。売上高から「駐車場代」「ガソリン代」「保険料」などの経費を減算した粗利益(ドライバーの税引き前の収入)は約450万円となります。軽貨物ドライバーが負担をする経費については車庫の場所や走行エリアによっても大きく異なりますので、あらかじめ試算しておくようにしましょう。

軽貨物ドライバーの経費(一ヵ月の例)

ガソリン代 20,000~70,000円

オイル交換代 5000円

保険料 10,000~20,000円

携帯電話料金 5,000~15,000円

駐車場代 10,000~20,000円

合計 50,000~130,000円

軽貨物ドライバーで月収100万円は可能か

インターネットを検索すると月収100万円が可能であることを謳った求人も存在します。ですが、一ヶ月の稼働日数を25日とした場合の売上高を逆算すると4万円稼ぐ必要があります。配送単価が200円と過程した場合、1日で200個以上の荷物をコンスタントに配送する必要があります。ベテランドライバーでも150個前後の配送が一般的ですので、200個以上の配送を継続するためには、相当な努力が必要と言えるでしょう。

法人化するなら「トラサブロウ」のレンタル車両がお勧め

トラサブロウの車両レンタルは、契約期間の縛りや違約金が存在しません。万が一、従業員が辞めてしまった場合にも安心できます。また、修理やメンテナンスもすべてトラサブロウに任せることができます。

トラサブロウのレンタル車両を使用することで、低コストで事業を始められます。レンタル車両の初期費用2万円。また自動車税、自賠責保険、重量税が込みのAコースが月額2万4,000円、さらにメンテナンスが含まれているコースは、月額3万円と非常に低コスト。この価格で車両が準備できて、また月々の料金もリーズナブルであれば、低コストでスムーズに事業をスタートさせることができます。

料金の詳細についてはこちら。

軽貨物ドライバーとして働くメリット

取り扱う荷物が軽い

軽貨物運送で運ぶ荷物のサイズは小型のものが中心で軽い荷物が中心です。そのため、大型・中型のドライバーと比較すると作業負担が軽く、体力的な負担が小さいと言えます。その反面「数」をこなす必要があり時間の管理が求められます。

煩わしい人間関係の構築が不要

軽貨物輸送の仕事は基本的に一人の時間が多くなるため、人間関係によるストレスを抱えることはないでしょう。職場の人間関係に振り回されたくない人にとっては嬉しい仕事と言えるかもしれません。

配達エリアの情報通になれる

軽貨物ドライバーの仕事を通じて、配達エリアの飲食店やローカルスポットに関する情報に詳しくなります。話題の引き出しが増え、意外なアイデアや出会いが待ち受けている可能性も。

経験を積むと転職しやすくなる

コロナ禍の影響からも、ネット通販やネットスーパーの需要は高まる一方で、宅配ドライバーは慢性的に不足しているのが現状です。ドライバー経験年数に応じて転職可能性が高くなり、待遇を改善していくことも可能です。

軽貨物ドライバーとして働くデメリット

計画を立てるのが苦手な人には不向き

軽貨物ドライバーの仕事は、基本的に個人事業なので、業績は自分自身の力量で左右されます。効率的に売上を上げることを計画的に実行していかなければなりません。「どのように稼ごうか?」と考えることが苦手な人には向いていないお仕事かもしれません。

のんびり屋さんにはキツイ仕事

成功している軽貨物ドライバーは、1時間当たりの労働生産性を考えるなど、時間を管理する能力に長けています。そのため「仕事は早く終わらせたい!」と思う人には向いていますが、のんびり過ぎるタイプには少々キツイ仕事と言えるでしょう。

安定した収入や働き方は望めない

軽貨物ドライバーは、当然ながら、荷物を配達しなければ売上(給料)をもらうことができません。個人事業主として売上を立てるためには、運送会社などに自分で営業をかけて仕事をもらうことが必要です。そのため、安定性重視の人には向いていない仕事かもしれません。

まとめ

リモートワークが定着した影響から、一般家庭向けの配達ニーズは高まる一方です。トラサブロウではお仕事の紹介も行っています。法人化の際はぜひトラサブロウにご相談ください!

お問い合わせ:株式会社Trasaburou