万が一、黒ナンバー（軽貨物）のドライバーが事故を起こしてしまった場合、どのように費用の対応をすればよいのでしょうか？

今回は、黒ナンバーが加入するべき任意保険、取り扱っている会社から任意保険の費用相場、そして契約内容による費用の違い・安く任意保険に加入する方法までご紹介します。

黒ナンバーの任意保険は入るべき？

黒ナンバーは、自家用車と比較して走行距離が長くなる傾向があります。そのため、交通事故や故障などのリスクは高くなりやすく、賠償責任の可能性をカバーできるように備えて任意保険に加入しておくのがおすすめです。

また、任意保険に加入しないデメリットとして、自賠責保険だけでは補償範囲が「対人事故」のみで金額も限定的で、十分な補償を受けられない可能性があります。事故内容によっては多額の損害賠償額を請求されてしまい、不足分を自費で賄わなければならないかもしれません。

黒ナンバーの任意保険はどこで入れるの？

現時点で黒ナンバーの任意保険を取り扱っている保険会社は多くないため、比較検討がしやすいです。具体的には、東京海上日動や三井住友海上、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ、楽天損害保険、AIG損害保険の6社があります。通販型自動車保険会社であるソニー損保やアクサダイレクト、チューリッヒには、黒ナンバーの任意保険はないため、注意しましょう。

黒ナンバーの任意保険の相場は？

黒ナンバーの任意保険の保険料として、新規で加入して得た6等級の場合でも、月額1万円〜2万円程度かかります。そのため、年間ですと、12〜24万円程度の支払いとなります。費用相場に関しては、契約する保険会社や等級に合わせて金額が変動するため、各社の見積もりを必ず出して確認するようにしましょう。

格安で黒ナンバーの任意保険に入れる会社はある？

結論から言いますとありません。また事業用の黒ナンバーは事故率が高いため、どこの会社でも保険料が高く設定されています。補償内容は会社ごとに変わるケースがありますが、同じ保険料でもお得な任意保険は存在しますので、比較・検討をしっかり行いましょう。

契約方法によっては安く任意保険に加入できる

フリート契約

保有自動車の台数が10台以上となる場合に契約ができます。保険会社によって最大70〜80％程度の割引が可能です。ただし、一度でも事故を起こしてしまうと、翌年の保険料は大きく値上げされてしまうため、注意が必要です。

ミニフリート契約

保有自動車の台数が2台以上の場合に契約することができ、台数に合わせて割引の適用度合いが変わってくる契約です。具体的な割引率は、2台なら3％、3〜5台なら4%、6台以上なら6％程度が相場です。この契約での注意点としては、契約している自動車の保険開始日を同一にしなければならなく、中途公開・満期が近ければ手続きを一本化する必要があります。

黒ナンバーの保険は貨物保険も忘れずに！

任意保険だけでなく、貨物保険（運送業者貨物賠償責任保険）も、黒ナンバーのドライバーが入るべき保険です。貨物保険とは、走行中や積み込み中、荷下ろし中に貨物に損害を与えた場合に保証される保険です。個人加入の「個別方式」、委託先などに所属する会社加入の「包括方式」があります。

任意保険と合わせて貨物保険も検討した方が良いですが、少しでも安く入るなら従来の貨物保険よりも安い、Trasaburouの貨物共済がおすすめです。共済掛金が年間1月から12月で13,000円で、最大500万円の損害を補償するものです。貨物保険の補償金額を維持したまま、保険料を低コストにできるのが大きな特徴です。

詳しくはこちらで解説していますので、ぜひご確認ください。

トラサブロウ - 軽貨物リース・軽貨物レンタル｜【全国対応】 (trasaburou.com)

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株式会社Trasaburouは任意保険の代理店をしています。そのため、これから任意保険に入る方の見積もりや切り替えのご相談に対応しております。任意保険の補償内容は各社によって変わるものです。どの保険会社で任意保険に加入すれば良いか分からない場合は、ぜひTrasaburouまでお気軽にご相談ください。

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