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2023/03/16

軽貨物車(黒ナンバー)はリースと購入どちらがおすすめ?メリット・デメリットを解説!

軽貨物配送業で開業予定である法人の皆様や個人事業主の皆様にとって、軽貨物車両(黒ナンバー)をリースすべきかもしくは購入すべきかについて、悩まれる方も多いかと思います。

今回は、軽貨物車両のリースと購入のそれぞれのおすすめ度合い、メリット・デメリット、リースとレンタルの違い、リースを選ぶ際によく尋ねられやすい疑問点とその回答まで、ご紹介します。

軽貨物車はリースと購入どちらがおすすめ?

結論、これから法人として軽貨物配送業を始めるなら、リースがおすすめです。

軽貨物車両を購入してしまうと、その種類と仕事(業務内容)がかみ合わなかったときに、使い道がなくなり、もったいないためです。リースで稼ぎつつ、仕事が軌道に乗ってから車両購入を検討するのが現実的でしょう。

また、個人事業主で軽貨物配送業で生計を立てる場合なら、なおさらリースがおすすめです。まずはリースで現場でのノウハウを蓄積してから、車両の購入を検討しましょう。

以下の章で、軽貨物車両をリースと購入のそれぞれの場合のメリットとデメリットを詳しく解説します。

軽貨物車をリースするメリット・デメリット

メリット

軽貨物車両をリースするときのメリットは、主に以下の3つです。

・車両購入費が無いため、初期費用を抑えられる。

・税制上、リース料を「全額損金」として計上でき、節税につなげられる。

・メンテナンスや整備を任せられる。

軽貨物車両のリースを行う会社は複数社あり、契約金、リース料、サポート内容(定期点検やタイヤ交換等のメンテナンス等の有無)、新車もしくは中古車かによって価格帯もさまざまです。

デメリット

軽貨物車両をリースするときのデメリットは、主に以下の3つです。

・リース契約の審査に通らない場合がある。

・傷や凹みなどの破損をしてしまうと、自己負担となる。

・基本的に中途解約ができず、違約金が発生することもある。

リース車両で配達業務を行う上で、事故や破損、故障をすると、契約者の負担になります。そのため、リース会社によって任意保険やメンテナンス項目が充実したプランがあるかの確認が必要です。また、長期間でトータルの費用を見ると、車両購入よりも割高になる傾向があります。

軽貨物車を購入するメリット・デメリット

メリット

軽貨物車両を購入するメリットは、以下の2つがあげられます。

・新品の軽貨物車両を運転できるため、故障が少ない。

・一般車両と比較すると、燃費や車税、タイヤ費用などが安く済む。

購入した車両を自分の所有物とすることができる以上、メンテナンスに個人的なカスタマイズを加えやすいところも特長的です。

デメリット

軽貨物車両を購入するデメリットは以下の2つがあげられます。

・初期費用が高く、最高130万円ほどかかってしまう。

・初期費用のコストの元を取るために、運送業を辞められない状況になってしまう。

・軽貨物車両の購入手続きと営業ナンバーを取得する手続きが面倒になりやすい。

特に、諸手続きに関しては、任意保険や車検、税金、車両の修理、メンテナンスなども全て自分で行う必要があります。

軽貨物車(黒ナンバー)におけるリースとレンタルの違い

軽貨物車両の借り入れには、「リース」と「レンタル」の2つの方法があります。

まず、契約期間についてですが、リースは、カーリース会社から半年間から1年以上と中長期にわたって借ります。初期費用は抑えられます。一方で、レンタルは、レンタル会社もしくは請負元の軽貨物運送会社から、1ヶ月〜といった短期間で借りる方法となります。

次に、費用面については、リースは、車両購入費用などが抑えられますが、契約期間や残価設定の有無によって、金額が大幅に変わることがあります。リース料金の相場は、月額2〜4万円かかります。一方で、レンタルの相場価格は、月額2.5〜3.5万円です。

最後に、委託会社への登録の可否についてお話しします。黒ナンバーのリースなら、自らが利用者となる場合なら委託会社に登録することができますが、レンタカーで運送業をしても、AmazonFlexやPickGoなどの委託会社によっては登録できないこともあります。

軽貨物車のリースはどんな人におすすめ?

ここまで、軽貨物車両のリースをするメリットやデメリット、車両購入やレンタルする場合との比較をしてきました。

特に、軽貨物車両のリースがおすすめな条件に該当する方についてご紹介します。

・初期費用(車両購入費)を抑えたい方

・毎月の複雑な経理処理に手間を取られたくない方

・メンテナンス管理を怠ってしまいがちな方

軽貨物車両のリースに関しては、毎月のリース代を経費としてそのまま計上することが可能で、経理処理の負担を軽減できます。また、メンテナンスサポートを充実させているリース会社もあるため、メンテナンス管理が苦手な方にもおすすめです。

軽貨物車のリースに関するQ&A

軽貨物車のリースに審査はある?

軽貨物車両のリース契約には審査があります。

審査に必要な書類は、以下のような収入や信用情報に関わるものとなります。

・免許証

・住民票や保険証

・公共料金領収書

・源泉徴収票や確定申告書類

多額の借金や金融トラブルを引き起こしていると、審査が通りにくくなります。そのため、審査の通過が心配な個人事業主は、審査通過実積率の高いリース会社を選ぶ必要があります。

軽貨物車リースの相場はいくら?

軽貨物車両のリース価格の相場については、新車か中古車によって異なります。

新車の場合は月額2〜4万円、中古車の場合は月額1.5万円〜です。

ただし、走行距離制限が設けられているリースプランも存在します。長距離案件を受けたときに追加料金が発生する可能性もあることから、リース会社が提示する走行距離の上限も考慮したうえでリース会社の選定をしましょう。

最低利用期間はどれくらい?

軽貨物車両のリース期間は、3〜5年の場合が多いです。もちろん、1ヶ月〜というような短期リースを売りにするリース会社もあります。

長期を見据えた上で、軽貨物ドライバーを始めるのか、短い期間だけ利用してみるのか、軽貨物運送業をどの程度続けるかをよく考えて、自分に合った期間のプランを選ぶことが重要です。

新車と中古車どちらがおすすめ?

黒ナンバーの軽貨物車両をリース利用するときに、新車にするか中古車にするのかを考える必要があります。

新車は比較的、燃費がよくガソリン代は抑えられますが、傷つけてしまう心配をする方もいるかと思います。特に、事故を起こしたときに修理費用を持つ場合もあるため、いずれにせよ注意が必要です。

まとめ

ここまで、軽貨物車両のリースのおすすめ度合い、購入、レンタルのメリットとデメリット、軽貨物車両のリースの疑問点とその回答をまとめてきました。

これらのことから、軽貨物配送には、軽貨物車両(黒ナンバー)のリースがおすすめです。

特に、トラサブロウでは、軽貨物配送に関することをトータルサポートできることが大きな強みです。

トラサブロウで提供している具体的なサポートには以下のような5つの特長があります。

・月々3万円から、安くリースできる

・リース契約の最低利用期間が短い(1ヵ月)

・整備部門があるので、メンテナンスも付随して一括管理してもらえる

・故障しても代車を借りられる

・法人向けだが、業務委託契約をすれば個人事業主も借りられる

また、車検終了後には、6カ月以上のレンタルを受けた方向けに、継続か購入をお選びいただけます。軽貨物配送で今後事業を始められる方やどんな会社から黒ナンバーのカーリースをすればよいかお悩みの方は、是非お気軽にご相談ください。